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ー外壁工事を行う流れを解説!施工手順を理解しようー

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外壁工事を初めて経験する方にとって、工事がどのように進むのが気になるのではないでしょうか。

具体的な工程を把握することは、リフォーム計画を立てる際に非常に役立ちます。

この記事では、外壁工事の各ステップに焦点を当て詳しく解説します。これから外壁工事を検討されている方は施工の流れを理解し、スムーズなリフォーム計画を立てるための参考にしてください。

 

外壁工事の基本的な流れと工事の種類

外壁工事の流れは、工事の内容によって異なります。外壁工事は一口に言ってもさまざまな種類があり、それぞれの工事内容に応じた手順が必要です。

下記より外壁工事の具体的な種類を解説しています。

 

外壁工事の主要な種類とその概要

外壁工事は主に3つのカテゴリに分けられます。

 

1.塗装工事

2.カバー工法工事

3.張り替え工事

 

各工事の目的は外壁を新しく、または改善することにありますが、施工方法と得られる結果には大きな違いがあります。

それぞれの工事内容について解説していきます。

 

1.塗装工事

外壁塗装工事は、既存の外壁に新しい塗装を施すことです。

多くの住宅で使われている塗装が必要な外壁材は、時間とともに劣化します。

塗装が剥がれたり色褪せたりすると、雨漏りのリスクが増えるため、見た目の美観だけでなく保護の観点からも、定期的な再塗装がおすすめです。

 

2.カバー工法工事

カバー工法は、既存の外壁に新たな外壁材を重ねて設置する方法です。

劣化した既存の外壁材をそのままに、上から新しい材料を貼り付けることで施工期間を短縮し、コストを抑えられます。

カバー工法は手軽さから屋根工事にも多く用いられ、外壁の更新にも人気があります。

 

3.張り替え工事

外壁の劣化が進んでいる場合や、大規模なリフォームを行う際に選ばれるのが張り替え工事です。

古い外壁材を完全に撤去し、新しい外壁材に置き換えます。完全に外壁を新しくするため、大掛かりで時間がかかるものの、建物自体の性能を大幅に向上できます。

 

3つの外壁工事は建物の見た目を改善するだけでなく、構造の安全性を高めるためにも重要です。

カバー工法や張り替えのほかにも、外壁の隙間を塞ぐコーキング工事といった細部にわたるメンテナンスが行われることもあります。

外壁の寿命を延ばし、住み心地のよい家を維持できます。

 

外壁工事における足場の設置の重要性

外壁工事を行う際、ほとんどの作業には足場の設置が必須です。

作業の安全性を確保し、効率的に作業を進めるために欠かせません。足場の設置により、作業員が高所でも安全に動けるようになります。

通常、足場の設置費用は外壁工事の見積もりに含まれています。一般的な戸建て住宅の場合、足場のコストはおおよそ15万円から20万円程度が加算されることが多いです。

住宅の規模によって足場の大きさや設置の必要性が異なるため、外壁工事を依頼する際はこの点を事前に確認必要があります。

ただし、低い位置での小規模な補修作業の場合は、足場を設置せずに済むケースもあるでしょう。

 

足場工事のあと着工から完成までの流れ

足場工事を依頼したあと、どのように施工が進行するのでしょうか。

工事別に各段階を簡潔に説明します。

 

塗装工事の手順

足場の設置後、以下のような流れで塗装工事を行います。

 

1.外壁の洗浄: 外壁を洗浄して、汚れや旧塗膜を取り除く

2.下地処理: 外壁の劣化部分を補修

3.養生作業: 塗装時に他の場所に塗料が付着しないように養生

4.塗装: 塗装は下塗り、中塗り、上塗りの順で施工し均一で丁寧な仕上がりに

5.付属部材の塗装: 雨樋などの付属部材も塗装

 

塗装工事が完了したら最後に設置した足場を解体し、作業エリアを清掃後、お客さまに引き渡します。

新築のような美しい外壁が実現されるでしょう。

 

カバー工法工事の流れ

カバー工法工事は、金属サイディングという資材を使用して外壁に施工されます。建物の外観を効果的に刷新する方法です。

足場の設置後、以下のような流れで塗装工事を行います。

 

1.胴縁と水切りの施工: 外壁に胴縁を取り付け、水の浸入を防ぐための水切りを設置

2.防水シートの施工: 外壁全体に防水シートを敷くことで、水漏れを防止

3.コーキング: 隙間や接合部にコーキングの施工

4.新規の外壁材を設置

 

カバー工法は一般的な家庭の場合、施工に約2週間を要することがほとんどです。

しかし、屋根とセットで行う場合は1ヶ月以上の期間が必要になることもあります。

この工法の利点は、既存の汚れや劣化した外壁を新しい材料で覆い、大規模なリフォームを行ったかのような見た目に仕上げられることです。

塗装工事に比べて費用が高くなることが一般的ですが、そのぶん外壁の持続性と美観が向上します。

 

張り替え工事の流れ

張り替え工事は、既存の外壁を完全に解体し、新しい材料で再構築する工事です。

足場の設置後、以下のような流れで塗装工事を行います。

 

1.解体工事の実施: 既存の外壁材を慎重に解体

2.劣化状況の確認: 外壁材の下の構造を詳しく検査し、劣化や損傷の程度を確認

3.必要な補修作業:構造的な強化や防水処理など問題点に対して適切に補修

4.下地処理: 新しい外壁材を支えるため下地の処理

5.新しい外壁材の設置: 下地処理が完了したら、新しい外壁材を設置

 

通常、1ヶ月程度の期間を要しますが、建物の状態や作業の複雑さによっては更に時間がかかることもあります。

張り替え工事は建物の外観を大きく変えるだけでなく、断熱性や防音性の向上にも寄与するため、長期的な利点が多いです。

 

外壁補修工事の必要性とプロセス

外壁工事にはさまざまな種類がありますが、なかでも補修工事は建物の保護と長期的な維持管理に不可欠です。

一般的に行われる補修工事について解説します。

 

コーキングの打ち直し

外壁材、特にサイディングやタイルの間には隙間が必然的に存在します

隙間を適切に埋めるために使用するのがコーキング剤です。コーキング剤は樹脂製の素材で、その弾力性によって外壁の動きを吸収しながら防水性を保持します。

しかし、約8~10年の使用により劣化し、剥がれや硬化が生じるため、定期的なメンテナンスが必要です。

外壁塗装が不要の外壁にも使われているため、塗装の劣化が起きなくてもメンテナンスフリーなわけではありません。定期的にコーキングは打ち直しが必要です。

 

塗膜の剥がれの補修

外壁塗装の劣化が進行すると、塗膜の剥がれが生じることがあります。対象エリアのみを取り除き、新たに塗装を施すことで補修可能です。

塗膜の補修は外壁全体に大きな問題がない場合に特に効果的で、部分的な補修によって全体の外壁を保護しながらコストを抑えられます。

補修工事は、全面的な塗り替えに比べて費用が低く抑えられる点がメリットです。しかし、ほかの部分で大規模なダメージが発見された場合には、結果として全面的な外壁工事が必要になることもあります。

補修工事を検討する際は、事前に徹底的なメンテナンスと検査を行うことが重要です。無駄な工事を避け、建物の保護とコスト効率の両方を確保できます。

 

まとめ

本記事では、外壁工事と補修工事の手順について具体的に解説しました。

通常、外壁工事には補修を除いて数週間から1か月程度の時間が必要です。作業中は建物が足場で覆われることも、事前に理解しておくとよいでしょう。

外壁工事の詳細や定期的なメンテナンスについて、何かご質問があれば、外壁工事のプロに気軽に相談してみてください。

大阪市生野区の外壁・屋根工事を請け負う建築板金

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