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-【屋根の雨漏り被害】原因と対処法:損害を最小限に抑えるために!-

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屋根の雨漏りは、住宅所有者にとって深刻な問題です。雨漏りが放置されると、家の内部に損害をもたらす可能性があります。雨水が建物内に染み込むことにより、壁や天井の損傷、カビや腐食などが進行する場合も。

また、放置しておくと建物の深刻な損傷となり、修復が難しくなることもあります。それだけではなく、湿気やカビの発生は健康リスクを引き起こす可能性があり、住環境の品質にも悪影響です。

この記事では、雨漏りによる損害を最小限に抑えるために、原因とその対処方法に焦点を当て解説します。

 

屋根雨漏り4つの原因

まず始めに原因を知ることが必要です。一般的な原因としては屋根の劣化です。長年にわたる気象条件や日常の摩耗により、屋根材が劣化し、雨水が浸み込む隙間ができることがあります。

 
原因については主に以下の3つがあります。

 

  • 屋根本体が経年劣化
  • 雨仕舞板金の劣化
  • ルーフィング(下葺き材)の劣化

 

1.  屋根本体が経年劣化

【日光や雨、風などの気象条件】

屋根は季節の変化や気象条件に晒(さら)され、これらの自然の要因が直接影響を与えます。紫外線や雨水が屋根表面に常に晒されることで、屋根材は劣化の兆候を示し始めるでしょう。

【屋根材の劣化】
屋根に使用されるスレート、瓦、金属など、さまざまな材は経年劣化します。紫外線による色あせ、風雨による摩擦、気温変化による収縮・膨張などが、屋根材の表面を傷つけ、劣化につながるのです。

【ひび割れや浸透】

屋根材が劣化すると、ひび割れや小さな亀裂が生じやすくなります。
亀裂が生じると雨水が屋根の下に浸透しやすくなり、雨漏りの原因となります。

特にスレートや瓦などのもろい材料は、ひび割れが生じやすいです。

 

2. 雨仕舞板金の劣化

雨仕舞板金(あまじまいばんきん)は、屋根や建物の外壁などに取り付けられた防水材料で、雨水が侵入しないように設計されています。雨仕舞板金の劣化が雨漏りに影響を与える場合も。

 
【ひび割れやさび】
外部の気象条件によっては、雨仕舞板金にひび割れやさびが生じることがあります。ひび割れやさびから板金の表面が劣化し、雨水が板金内部に浸透しやすくなるのです。

 
【接合部の問題】
屋根や外壁の異なる部分が接合されている箇所に雨仕舞板金が使用されています。これらの接合部分が劣化すると、雨水がそこから侵入しやすくなります。特に継ぎ目やつなぎ目のシーリングが劣化すると、雨漏りのリスクが高まるのです。

 
【破損や変形】
外部からの衝撃や激しい風、雪の積雪などが原因で雨仕舞板金が破損や変形することがあります。雨仕舞板金が変形や破損することで、本来の防水機能が損なわれ、雨水が建物内に侵入する可能性があります。

 
【メンテナンスの不足】
雨仕舞板金は定期的なメンテナンスが必要です。しかし、メンテナンスが不足すると、劣化した箇所が見落とされ、雨漏りが進行する可能性があります。

 

3. ルーフィング(下葺き材)の劣化

ルーフィングは屋根の表面を覆う防水材料で、屋根の保護や雨水の浸入を防ぐ役割を果たしています。ルーフィングの劣化が雨漏りの原因となる場合も。

 
【表面の破損とひび割れ】
ルーフィングが太陽光、雨、風、雪などの自然の要因に晒されると、表面が劣化しやすくなります。特に強い紫外線によって、ルーフィングの表面が破損し、ひび割れが生じることもあります。

 
【耐久性の低下】
ルーフィングは耐久性が求められる建材ですが、時間とともにその耐久性が低下する場合も。劣化により、屋根への保護が不十分になり、雨水が浸透しやすくなります。

 
【接着剤やシーリングの劣化】
ルーフィングが屋根に取り付けられる際に使用される接着剤やシーリングも劣化の対象となります。これらの材料が劣化すると、屋根の接合部分や継ぎ目から雨水が侵入する可能性が高まりやすいです。

 
【変形と破損】

強風や大雪、大雨などの激しい気象条件が原因で、ルーフィングが変形したり破損することがあります。変形や破損が生じると、雨水の侵入経路ができ、雨漏りのリスクが高まるのです。

 

雨漏りを発見したときの対処法

雨漏りに対処するためには、専門の業者に依頼することが重要です。

雨漏りの原因はさまざまあり、これらの原因を正確に特定し、適切な対処を行うには専門的な知識や経験が必要です。そのため、修理や補修の際には専門業者による施工が必要であり、自分自身での部分的な対処では問題を解決しづらいことがほとんどです。

 
専門業者に依頼することで、全体の状態を確認し、必要な工事を行ってもらうことができます。雨漏りの一般的な修理方法としては、塗装や補修があげられます。たとえば、屋根の塗装は防水性を向上させ、雨漏りを防ぐことが可能です。

 
また、部分的な雨漏りに対しては、その部分を重点的に補修することが効果的です。劣化した箇所を適切に修復することで、再発を防ぐことができます。
自分自身での部分的な対処では、雨漏りの根本的な解決が難しく、問題が再発する可能性が高まります。専門業者に依頼することが、効果的で持続可能な解決への近道です。

 

雨漏り予防のために

雨漏りを未然に防ぐためには、屋根の定期的なメンテナンスが欠かせません。屋根の定期的な点検や塗装、補修作業によって、劣化が進行する前に対策を講じることが可能です。屋根の健康状態を維持することは、住宅全体の耐久性を維持することにつながります。そのため、雨漏りの早期かつ定期的な対処が住宅の寿命と快適な生活環境を確保する鍵となるのです。

 
雨漏りに気づいた場合は、専門業者に依頼し適切な修理や補修を行うことで、住宅の価値を守り、快適な環境を維持することができます。雨漏りに気づいた際には、迅速な対応を心がけましょう。

大阪市生野区の外壁・屋根工事を請け負う建築板金

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