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屋根工事にはさまざまな種類があることを知っていますか?

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屋根工事を検討するときは

屋根は、常に風雨に当たり、日光による紫外線を受けています。屋根が建物を守ってくれることで、安全で安心した暮らしを送れるのです。

 

屋根が建物を守る役割をしている以上、定期的なメンテナンスやリフォームは欠かせません。どのような屋根材であっても、劣化しない屋根材はなく、耐用年数や屋根の状態に合わせた屋根工事が必要なのです。

 

また、屋根工事にはさまざまな種類があり、適切な方法を選ぶことも大切です。
そこで今回は、屋根工事の種類や、屋根工事を検討するときに知っておきたいことをわかりやすく紹介します。

 

種類

屋根工事は、屋根や建物の状態に加えて、すでに設置されている屋根材がどのようなものであるかによって、施工方法が異なります。

 

屋根工事は大きく
・葺き替え
・カバー工法
・屋根塗装
・部分的な補修
に分けられます。

 

ここからは、それぞれの違いや特徴などについて、紹介しましょう。

 

葺き替え

屋根工事の葺き替えは、すでに設置されている屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材を張る工法です。屋根の状態によっては、屋根材の下に敷いている下地も新しくします。

 

すでに設置されている屋根材をすべて撤去するため、新しい屋根材は、以前の屋根材の影響を受けません。

 

そのため、屋根材の種類を自由に選べるというメリットがあります。また、屋根材をすべて張り替えるため、下地の状態を確認でき、下地の状態によっては下地も新しくできます。

 

ただし、屋根のすべてを新しくする屋根工事であるため、費用と工事期間が大きくかかるデメリットがあります。

 

屋根工事の葺き替えにかかる費用は、屋根の大きさや状態によって異なるものの約90万円から150万円程度が相場です。また、工事期間は約10日から18日程度です。

 

屋根材の重みを減らして耐震性を高めたいときや、外観を一新したいときなどには、葺き替え工事を選ぶと良いでしょう。

 

カバー工法

屋根工事のカバー工法は、すでに設置されている屋根材の上から新しい屋根材を張る工法です。

 

屋根にアスベストを含んでいる種類の屋根材でも、飛び散る心配がないため屋根工事を進められるというメリットがあります。

 

また、屋根材を撤去せずに、新しい屋根材を重ねるため、2重屋根になり、断熱性や防水性を高められます。加えて、葺き替えの屋根工事に比べると、費用や工事期間を抑えられます。

 

ただし、屋根材が2重になるため、屋根に重みが増し、耐震性が低くなるというデメリットがあります。またカバー工法では屋根材を撤去しないため、下地の状態を確認できません。

 

そのため、カバー工法を施工したあとに、下地に補修が必要になった場合には、再び屋根工事が必要になりかえって費用が大きくかかる場合があります。

 

カバー工法の費用は、約60万円から100万円程度が相場で、工事期間は約8日から14日程度です。

 

屋根工事にかかる費用や時間を抑えたい場合はカバー工法を選ぶ人が多いです。しかし、カバー工法は1回のみの施工で、以降は葺き替え工事をする必要があります。

 

屋根塗装

屋根工事の塗装は、表面についた汚れなどをきれいに落としたあと、塗装を塗り直す工法です。

 

すでに設置している屋根材や下地が傷んでいなければ施工でき、屋根材の撤去や新しく張る作業がないため、費用や工事期間が少なく済むというメリットがあります。

 

また作業は塗装であるため、工事で大きな音が出ることがありません。
ただし、施工の間隔は10年に1回程度であり、メンテナンスが必須であることがデメリットです。

 

屋根工事の塗装にかかる費用は、約20万円から50万円程度で、工事期間は約8日から16日程度です。葺き替えやカバー工法より、費用と工事期間を抑えながら、屋根のメンテナンスをしたいときにはおすすめの方法です。

 

部分補修

屋根工事には、傷んだ部分だけを補修する工法もあります。

 

板金や雨樋の交換も、部分的な補修の種類の1つです。傷んだ部分だけの補修であるため、費用や工事期間を抑えられるというメリットがあります。

 

しかし、屋根全体の耐用年数を延ばす屋根工事ではなく、傷んだ箇所が複数である場合には、部分補修ではかえって屋根や建物に悪い影響を与えるため、部分補修が可能であるか、専門の業者に判断してもらいましょう。

 

部分補修にかかる費用や工事期間は、どの箇所がどの程度傷んでいるかによって異なります。

 

まずは見積もりを依頼する

屋根工事は、高所作業です。そのため、どうしても足場が必要になります。足場を組むと、工事費用が高額になることが多いため、屋根工事を検討するときには、まず見積もりを依頼すると良いでしょう。

 

見積もりを依頼するときに、どのような屋根工事の種類が良いか専門の業者と相談しましょう。
屋根は種類によって適した工法や耐用年数が異なります。必要なメンテナンスが屋根材によって違うのです。

 

また建物の立地やこれまでどのようなメンテナンスを行ってきたかによっても、屋根工事の内容が異なり費用が変わります。

 

状態を正しく診断してもらおう

適切な屋根工事を選ぶときには、屋根の状態を正しく診断してもらうことが大切です。

 

屋根や建物の状態によっては、屋根だけではなく建物や下地の補修が必要な場合があります。また必要な補修を行わずに屋根工事を進めると、かえって屋根や建物を傷めてしまうこともあるため、注意が必要です。

 

また、屋根を自分で確認することは危険を伴うためやめましょう。加えて、自分では異常が感じられない屋根であっても、専門の業者が診断すると補修が必要な場合もあります。

 

まとめ

今回は屋根工事の種類や、屋根工事を依頼するときに知っておきたいことを紹介しました。
劣化や傷みが起きない屋根はありません。そのため、屋根は屋根工事が必須なのです。

 

屋根工事には
・葺き替え
・カバー工法
・屋根塗装
・部分補修
という方法があります。

 

どの方法が適しているかは、屋根や建物の状態を専門の業者に正しく診断してもらい、相談して決めましょう。またそれぞれの屋根工事にはメリットやデメリットがあります。

 

費用や工事期間などもそれぞれの種類で異なるため、最も良い方法を選ぶことが、暮らしと建物を守るために必要なことです。

 

まずは、業者に屋根や建物の状態を診断してもらい、見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

 

大阪市生野区の外壁・屋根工事を請け負う建築板金

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