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屋根工事の葺き替えとはどのような工事?メリットを詳しく紹介

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葺き替えという方法

屋根の劣化が気になり、屋根工事を検討している人のなかには、屋根工事の工法の違いがわからないという人もいるのではないでしょうか。

 

屋根工事の葺き替えは広く使われている方法です。葺き替えには、屋根材や下地を新しくし、屋根の寿命を延ばしたり、建物の外観を一新したりできるメリットがあります。

 

そこでここからは、屋根工事の葺き替えについて、詳しく紹介します。

 

屋根材を新しくする方法

屋根工事では「葺く」という言葉を仕上げるという意味で使います。

 

そのため、すでにある屋根材をすべて撤去し、下地の状態に合わせて補修や交換を行い、新しい屋根材を設置することを葺き替えといいます。

 

屋根工事では「葺く」という言葉に、屋根材を新たにするという意味があるのです。
またほかにも、重ね葺きのように、既存の屋根材の上から新しい屋根材を設置する工法のときにも使われます。

 

ただし、重ね葺きは、カバー工法と呼ばれることもあります。また瓦屋根では、葺き直しという工法もあります。

 

葺き替えのメリットは

屋根材は、日常的に風雨にさらされており、家の中でも傷みやすいものです。しかし、どのような状態かを確認するのが難しいものでもあります。

 

また、一般の人が屋根の状態を確認するのは危険を伴います。そのため、状態を逐一把握できず、適切な時期にメンテナンスが行われていない屋根も少なくありません。

 

多くの場合、劣化がひどくなったときや、雨漏りなどの不具合が起きたときに、リフォームや葺き替えなどの屋根工事が検討されるのです。

 

また、屋根工事には時間と費用が多くかかります。屋根工事の必要を感じていても、なかなか工事に踏み切れないという人も多くいるでしょう。

 

しかし、適切な屋根工事には、さまざまなメリットがあります。メリットをしっかり把握して、必要な屋根工事を行うようにしましょう。

 

寿命を延ばせる

屋根工事の葺き替えでは、屋根材が新しくなります。そのため、屋根の寿命を延ばすことができるのです。
屋根材には、それぞれ耐用年数があり、どのような屋根材でも劣化します。

 

・スレート屋根では約20年から25年程度
・金属屋根では約25年から35年程度
・トタン屋根では約10年から20年程度
がおおよその耐用年数といわれています。

 

この年数を迎える頃には、劣化が始まり、不具合が起きやすくなっているため、葺き替えなどの屋根工事を検討するようにしましょう。
また屋根は単に屋根材を施工しているだけではありません。

 

屋根材の下には下地となる防水紙や野地板が貼られています。

 

・防水紙は約15年から20年程度
・野地板は約30年から40年程度
がおおよその耐用年数です。

 

屋根材だけを新しくしても下地が傷んだままであれば、屋根や建物はまた傷み、不具合が起きます。そのため、屋根材だけではなく、下地も新しくすれば、屋根の寿命を延ばせるのです。

 

不具合を解消できる

雨漏りが起きたことで屋根工事を検討し、葺き替えをする人も多くいます。
葺き替えでは、既存の屋根材をすべて撤去します。

 

そして下地の状態を確認し、必要であれば補修や交換を行います。そのため、雨漏りの原因となりやすい防水紙や野地板の劣化を改善できるというメリットがあり、劣化を防ぎつつ、雨漏りなどの不具合も解消できます。

 

機能を強化できる

屋根工事の葺き替えでは、屋根材をすべて新しくします。そのため、今までの屋根材とは違う屋根材を選べるメリットがあります。
既存の屋根材より軽量の屋根材にすれば、建物への負担を軽くでき、耐震性が上がります。

 

そのほかにも風雨に強い屋根材を選ぶなど、屋根としての機能を強化できるのです。
葺き替えでこれまでより高機能の屋根材を選べば、屋根への不安がない暮らしが実現できます。

 

外観を一新できる

葺き替えのメリットの一つには、外観を一新できる点があります。
防水紙や野地板など、屋根の内部だけではなく、屋根材を新しくすることで、屋根そのものを一新できるのです。

 

外観を新しくするには、外壁や建物そのものを新しくしなければならないと考える人も多いでしょう。暮らしや住む人の変化に合わせて、家の外観を一新することは大がかりかもしれません。

 

しかし、屋根材の素材や色を今までのものと変えれば、建物の印象が変わり、家のイメージチェンジが可能になります。

 

屋根材は適したものを

葺き替えにメリットが多いのであれば、屋根工事を検討したいと思う人も多いでしょう。
屋根工事で葺き替えを行うときに注意したいことは、建物に合った屋根材を選ぶことです。

 

屋根や建物の状態が悪い場合や、今ある屋根材の種類によっては、葺き替えできる屋根材が限られる場合があります。
多くの場合、今までの屋根材が金属屋根であれば、瓦には変えられません。

 

ただし逆に瓦から、スレート屋根などのように屋根材を軽くできる場合はあります。
どのような屋根材が建物に合っているのか、建物や屋根の状態を業者に診断してもらい、適切な屋根材を選ぶようにしましょう。

 

費用を抑えたいときには

屋根工事は、ほとんどの場合で足場を必要とします。そのため大きな費用がかかる場合が多いです。費用が大きくかかることが、屋根工事をためらう理由である場合も多いのではないでしょうか。

 

しかし足場は作業する人の安全を守るために欠かせません。また、円滑な作業のためにも必須です。

 

そこで、費用を抑えたいときには、外壁のメンテナンスを同時に行うと良いでしょう。屋根工事そのものの費用は変わらなくても、足場の設置が一度で済むため、最終的な費用を抑えられます。

 

まとめ

今回は、屋根工事の葺き替えについて紹介しました。

 

葺き替えは、既存の屋根材をすべて撤去したあとに下地を確認し、必要であれば補修や交換を行い、新しい屋根材を施工する方法です。そのため、屋根材だけではなく、下地の寿命を延ばせます。

 

さらに、新しく設置する屋根材の素材によっては、屋根の機能を高めたり、家の外観の印象を一新したりできます。
ただし、新しく設置できる屋根材は、建物や屋根の状態によって異なるため、状態を専門の業者に確認してもらいましょう。

 

また、外壁のメンテナンスを同時に行うと、最終的な費用を抑えられる場合もあります。
屋根に不具合が起きる前に、葺き替えなどの必要な屋根工事を行い、屋根を新しくしてみてはいかがでしょうか。

 

大阪市生野区の外壁・屋根工事を請け負う建築板金

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