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屋根の葺き替えの工程は

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屋根の葺き替えリフォームを検討しているけれど、屋根工事がどのような工程で工事が進んでいくのか、流れを詳しく知らないという人は少なくありません。

 

屋根の葺き替えリフォームでは、足場を建てる必要があります。戸建住宅の多くの場合では、2週間程度で作業が完了することがほとんどですが、天候によって工期が延びたりすることを考慮しなければなりません。

 

今回は、屋根の葺き替えリフォームが実際どのような流れで進められていくのか、また作業が進む中で注意したいことはどのようなことなのかなどを詳しく紹介したいと思います。

 

屋根の葺き替えの工程

足場の設置

屋根工事では、葺き替え作業ではなかったとしても、足場が必要になります。

一般的な住宅の屋根工事で作業を行うための足場は、半日あれば設置できることがほとんどです。

 

屋根工事で足場が建てられた場合には、隣の住宅などにほこりや塗料などが飛ばないように養生シートで覆われます。

 

迷惑が掛かることは最小限に抑えられるものの、足場を建てる日が決まったら隣の住宅の人などには、屋根の葺き替えをすることを伝えてから作業を始める流れのほうが良いでしょう。

 

また、屋根工事で使う足場は、単にパイプを繋いだだけの単管足場と呼ばれるものを使うと、法律に違反する場合があります。

このため、屋根工事では、必ずクサビ式足場を使ってもらうようにしましょう。

 

すでにある屋根の撤去

足場が建てられ、作業をする場所と安全が確保されたら、屋根の葺き替えのための作業に流れます。

 

屋根の葺き替えでは、まずすでにある屋根の撤去をしなければなりません。すでにある屋材を下ろして、処分する作業から、屋根工事の流れが始まります。

 

アンテナなどが設置されている場合は、アンテナを浮かせるなどの対処をします。

また屋根を撤去したあとに雨が降ってしまうと、雨水が流れ込み雨漏りをする危険が発生します。

 

このため、屋根材の撤去から防水シートを敷くまでの作業は、一気に行われることが多いです。
屋根工事では、天候によって行うことができない作業も多いので、日程を決めるときには天候を考慮する必要があります。

 

下地板の設置

すでにある屋根の撤去作業が終わったら、下地板を設置します。

すでにある下地の上に下地板を増し張りする作業です。

 

作業の流れの中では、固定するためにビス打ちをするため、大きな音が鳴ることがあります。

近隣の人の迷惑とならないよう、あらかじめ伝えておくようにしましょう。

 

作業にかかる時間は平均して2時間程度なので、所要時間も併せて伝えておくと良いでしょう。

 

防水シートを敷く

次に行う屋根工事の流れは、防水シートを敷くことです。

 

防水シートを敷くと、すでにあった屋根材を下ろしたあとに雨が降っても、室内に雨が流れ込むことを防ぎます。

この作業も、平均して2時間程度で終わることが多いです。

 

防水シートは、隙間なく敷くことが肝心です。

防水シートに隙間があると、雨漏りの原因となり、最終的に屋根や建物が傷んでしまうことがあります。

 

新しい屋根を設置する

防水シートを敷くまでの作業が終わったら、次は新しい屋根を設置する流れです。
この作業は単に屋根材を葺くだけではなく、板金などで隙間を覆い、雨が流れ込まないようにする必要があります。

 

設置する屋根の大きさや屋根材の種類によって異なるものの、3日から5日程度の時間が必要な作業です。

しかし、天候が悪ければ作業ができない日がありますから、1週間程度は必要であると考えておくと良いでしょう。

 

板金と雪止めを設置する

新しい屋根を設置したら、雨が流れ込まないように、板金や雪止めを設置する作業に入ります。

新しい屋根を葺いても、板金や雪止めの設置がうまくできていないと、雨水が流れ込む原因となってしまいます。

 

新しい屋根の設置と並行して行う場合もありますが、板金や雪止めの設置には平均して2日程度の時間が必要です。

新しい屋根を葺くときと同じように、屋根の広さや天候によって、作業にかかる時間が異なる場合が多いです。

 

足場を解体する

屋根の葺き替えリフォームの作業が終わったら、足場を解体します。
足場の解体作業そのものは、足場を建てるときと同じように半日程度で完了します。

 

ただし足場の解体は、屋根工事を行う業者とは別であることが多く、屋根工事が完了しても、すぐに撤去できない場合もあります。

 

足場の解体は、解体した足場を運ぶためにトラックを駐車したり、解体自体に大きな音が鳴る作業です。

このため、近隣の人にあらかじめ、トラックが駐車することなどを伝えておくと良いでしょう。

 

注意したいこと

屋根の葺き替えリフォームをするときには、注意したいこともあります。
どのような点に注意すれば良いのか、ここで紹介しましょう。

 

予定通りに進んでいるか

屋根工事は、屋根の状態や天候などによって、工期がずれることがあります。

このため、どのように作業が進んでいるのか、予定通りなのかを注意しましょう。

 

作業が長くなれば、足場を使う期間を延ばさなければならなくなるなど、費用が当初の見積もりより高くなる可能性もあります。

 

また、予定通りに進んでいなければ、どのように予定を組み直す必要があるのか、費用がどの程度変化するのかなど都度検討するよう注意しましょう。

 

防水シート

防水シートは、屋根工事で大切な工程であるだけではなく、屋根や建物にとって大切なものです。

防水シートがどのように敷かれたのかを注意して確認しましょう。

 

防水シートに隙間があると、雨漏りに繋がり、屋根だけではなく、建物が傷みます。

さらに、暮らしにも大きな影響が出てしまいます。

 

防水シートの施工不良などが起きていないことを確認するため、どのように防水シートを敷いたのかなど、写真を見せてもらうことで、トラブルを防ぐことができます。

 

まとめ

ここまで、屋根の葺き替えリフォームの工程や、屋根工事を進める中で注意したいことなどについて、詳しく紹介しました。
屋根工事では、足場を建てることがほとんどです。

 

比較的大掛かりな工事になることが多く、屋根の葺き替えリフォームでは2週間程度ですべての工程を終えることがほとんどです。

しかし都度立ち会って工程を確認することができません。さらに、屋根の状態や天候などによって、作業が変わることもあります。

 

このため、屋根工事や屋根のリフォームなどでは、信頼できる業者に依頼することが最も大切なポイントです。
屋根工事を検討しているときには、専門の業者に相談してみてはどうでしょうか。

 

大阪市生野区の外壁・屋根工事を請け負う建築板金

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