屋根の新築の手順
住宅を新築するときに、屋根がどのような手順で建てられるかを知っていますか?
屋根は家の中で最も大切であり、その場所で暮らす人を守る最大のものであると言っても過言ではありません。
今回は、住宅を新築したときに、屋根がどのような手順で建てられるのか、新築された屋根にはどのようなことに気を付けるべきなのかについて詳しくお話したいと思います。
暮らしを守る大切なものだからこそ、詳しく知ったうえで新築するとより愛着を抱く家になるのではないでしょうか。
棟上げのあとに始まる
新築の屋根の工事は棟上げのあとに始まることがほとんどです。
新築の屋根を建てるときには、どのような屋根にするのか、どのような屋根が暮らしと建てようとしている家に適しているのかを検討して、業者と相談する必要があります。
屋根はそれぞれの素材によって、耐久性やメンテナンスの方法が異なります。
また、どのような家を建てているかによって適している素材が異なります。
適している建てられる場所や住む人によって変わることもあるでしょう。
実際には
では、実際にはどのように屋根の工事は進むのでしょうか。
実際には、棟上げしたあと、そのまま屋根の工事を始めることもあります。
屋根の工事を先にすることで、家の内部の工事が天候に大きな影響を受けずに進めることができるというメリットもあります。
屋根の工事は、「野地板」という板材を張ることから始まります。屋根の骨組みに野地いたを張ると、次の作業は防水シートを張ることです。
防水シートを張ると、「上垂木」を取り付け、その上にさらに野地板を張る作業を進めていきます。
上垂木は、取り付けることで、屋根に空洞が出来上がります。
この空洞があることで、屋根に風通しができ部材の傷みや腐りを防ぐことができるのです。
二度目の野地板にさらに防水シートを張り、仕上げを行うことで、屋根が出来上がります。
このあと、瓦やスレートなどそれぞれの屋根材が取り付けられ完成します。
棟上げとは?
屋根の工事に入るまでに棟上が行われます。
では、棟上げとはどのようなものなのでしょうか。言葉は聞いたことがあるという人は多いでしょう。
しかし、実際にどのような状態を指すのか、棟上げの前後はどのようになっているのかなどを詳しく知っている人は少ないかもしれません。
棟上げは、家の骨組みの工事の最終段階と言えるでしょう。
家の骨組みを作り上げたことを棟上げと言います。
棟上げの日というのは、家のすべての柱の骨組みを作り上げることから、新築工事の中で大掛かりな作業の一つです。
棟上が終われば、屋根の工事に入り、屋根の工事のあとには内装などに取り掛かります。
2×4工法や2×6工法の木造住宅やプレハブなどでは、棟上げそのものがありません。
しかし、多くの木造住宅では、棟上げがあります。
屋根の新築でわからないことは
仕事として屋根の工事に関わっていたり、建築の知識がない場合には新築住宅や、屋根の新築についてあまり知識がない人がほとんどです。
また、家を新築することに慣れているという人もあまりいません。
このため、屋根の新築ではわからないことが多いというのが当たり前です。
しかし、どのような素材の屋根にするのか、暮らしのために何が必要なのかは決めなければなりません。
屋根を新築するときにわからないことがある場合には、都度業者に聞くようにしましょう。
些細なことでも気掛かりなことはそのままにせず、聞くようにしましょう。
こちらの質問に親切に答えてくれたり、わかりやすく対応してくれる業者を選ぶことが大切です。
屋根は家にとって大切なもの
屋根が家にとって大切なものであることはいうまでもありません。
では、屋根を新築したあと、どのような点に注意して暮らせば、より快適に暮らすことができるのでしょうか。
デザインと素材
まず、屋根を新築するときに大切なのはデザインや素材です。
屋根は新築する家のデザインに沿ったものを選ぶ必要があります。
さらにどのような場所に立てられているか、どのような暮らしをしているかを考慮して、素材を選ぶ必要があります。
人気のデザインだから、新しい素材だから、と言って取り入れるのではなく暮らしに合った屋根を新築しましょう。
メンテナンス
家の中でも屋根には定期的なメンテナンスが欠かせません。
新築したばかりの屋根では、メンテナンスや葺き替えのことはまだ先の話だと思えるかもしれません。
しかし、あらかじめどのようなメンテナンスがいつ頃必要になるのかを知っておくことは大切です。
また、どのような症状が見られた場合にはメンテナンスの時期に関係なく葺き替えが必要なのかを知っておく必要もあるでしょう。
適した屋根を選ぼう
新築の屋根を選ぶときには、デザインや素材が大切であることは先述した通りです。
デザインや素材だけではなく、初期費用やメンテナンスに掛かる費用など、コスト面からも適した屋根を選ぶことも大切です。
初期費用は高くないけれど、メンテナンスに膨大な費用が掛かるということが起きれば、良い状態を保つことは難しくなるでしょう。
またメンテナンスに時間を要する素材であれば、コスト面だけの問題ではなくなります。
新築の屋根を選ぶときには、トータル的に求めているものを提示し、どのような屋根が適しているのかを検討しましょう。
まとめ
屋根を新築するときの手順や知っておきたいこと、気をつけるべきことについて詳しくお話しました。
屋根の新築は、棟上げのあとに始まります。
棟上げのあと、骨組みからの工程を経ることで、家を守る屋根が完成します。
屋根は家にとって、暮らしを守る大切なものであるだけではなく、建物を守る大切なものでもあります。このため、屋根を新築するときには、デザインと素材を見極め、暮らしや建物に合った屋根を選ぶようにしましょう。
さらに選んだ屋根に適したメンテナンスを定期的に行うことも、快適に暮らし続けるために欠かせないことです。
新築住宅や屋根について、詳しい知識や経験がある人はあまりいません。
そのようなときは、どのような屋根を選ぶことが適しているのか、どのようなメンテナンスが必要なのかなど、新築の屋根について相談できる業者を選ぶようにしましょう。
大阪市生野区の外壁・屋根工事を請け負う建築板金
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